魔法少女リリカルなのは 劇場版二期の制作が決定/PSPの方も…
「劇場版なのは」第2弾は11月23日のイベントで発表!
http://www.new-akiba.com/archives/2010/10/21123.html 「にゅーあきばどっとこむ」内の記事より。
魔法少女モノを復興させた作品として名高いが、実はまだ1期(「魔法少女リリカルなのは」)しか観ていない。1期放送前に「メガミマガジン」誌を買って読み、「人気出るのだろうか…。明からさまに過ぎていないか?」と思い、それ以後マークしていなかったが、アニメ産業が萌えを演出(要素として。ただし、それが萌えなのか、疑問はある)しはじめたのと、よく言われるように「燃えと萌えの融合」がファン層に受けたのとで、爆発的に人気が出た。そして、おそらくは僕の趣味もそこから高じたのだが、二期(「魔法少女リリカルなのはA’s」)のDVDを持ってはいるが、未見のままである。観ない理由は人気が出すぎてついていけなくなったのと、三期(「魔法少女リリカルなのはStrikers」)で「魔法少女」というイメージが変わっていたことへの戸惑いがあるからだが、劇場版は地元の友人と、友人の大学での友人と一緒に観に行った。ついでに、そのときに一期をすべて観た。
劇場版のほうは、前半は一期の転用を思わせるもので、中盤以降、放送版では見られなかった使い魔リニスの視点からアリシアのフェイトへの思いが見られるようになっている。たぶん放送版と劇場版の主な違いはそこで、劇場版にいたっては家族を主題に据えている印象を受けた。放送版も劇場版も共に同じ監督で、新房昭之という人だが、この人もこの作品で着実にファン層を作り、人気を得ている。ただし劇場版は簡潔に家族というものを捉えていて、逆にアリシア視点からフェイトへの、あるいは自身の思いが視聴者には複雑に映るので、友人も複雑そうな面持ちだった。
ちなみに劇場版のDVDとBDは現在発売中である。
劇場版を観るために朝から電車で一時間かけて映画館まで行き、それから一時間かけてチケットを買ったら次の時間まで放映しておらず、そこから更に2,3時間待った僕としては…買いたいものだが、正直、出来としては微妙なところ。
ただし、現代の小説家が描きたがる「家族」というものを考えたい人は買うべきかも知れない。
高いけど。
前置きが長くなったが、一期の劇場版を観たときに友人とまた観に行く約束をしていたので、たぶんまた3人で観にいくことになるのだろう。
楽しみではある。
今度はもっと早くに出かけたい。一期より二期のほうが人気が出たから、また並ぶことになるだろう。
余談だが、新房昭之が魔法少女モノを新しく描くことになっている。今度の「メガミマガジン」にそのことが書いてある。一部では「『魔法少女リリカルなのは』のパクリでは?」という声もあったが、魔法少女でまた革命的なことが起こるのかもしれない。こちらも楽しみである。
(参考)