「魔法少女まどか★マギカ」についての考察2
今日twitterで公式サイトが更新されたとあったので、行ってみたら前は気づかなかったのだが、スタッフのコメントが載ってあった。あと、スタッフ情報が追加されたのだろうか。コメントはおそらくjavaで書かれているため、扱いにくいのだが、以下に文章化されたものを挙げる。
監督 新房昭之
久しぶりにオリジナル作品をやらせていただくことになりました。
作業を進めていて感じるのは可能性は未知数だなあということです。
今までになかった新しい「魔法少女」が出来るのではないでしょうか。
自分でもどんな映像に仕上がるのかとても楽しみです。
スタッフを信頼して、挑戦していきたいと思います。
キャラクター原案 蒼樹うめ
シャフトさんの凄いイメージボードを横に虚淵さんの脚本をドキドキしながら
読ませて頂き、この料理の中に私の食材も放り込んでよいのでしょうか…?
と恐縮しまくりながらも楽しく描かせて頂いています。
初めて出会う味の料理になりそうです…!
どうぞよろしくお願いします〜♪
いよいよシリーズ構成&全話脚本という大任を託され、しかもチームメイトは
新房昭之監督に蒼樹うめ先生という圧倒的布陣にプレッシャーもひとしおですが、
テレビの前の皆様が暖かく幸せな気持ちで一杯になってもらえるよう、精一杯
頑張ります!
アニメーション制作 有限会社シャフト 代表取締役 久保田光俊
シャフトの2011年の新作アニメは「魔法少女」がテーマのオリジナル作品です。
脚本もキャラクターも素晴らしいものが上がってきました。
これからスタッフ尽力してまどかを作り上げていきたいと思います。
最も新しい「魔法少女」たちに会うのを楽しみにして下さい!
以前、僕はこのアニメが新しいものにはならないのではないか、という主旨のコメントを述べたが、新房氏とシャフトは「新しい」という文字を用いて見る人に期待を抱かせている。また、魔法少女という単語が二人のコメントには出てくるが、どちらも「」付で述べている。これは魔法少女モノとして新しいということを示唆しているように思われる。僕の期待を逆に裏切ってくれるものと、期待している。
キャラクターも新しく追加されており、これで本アニメにおけるキャラクターは2名登場することがわかった。鹿目まどかと暁美ほむらである。新房アニメの魔法少女モノとしては「魔法少女リリカルなのは」が挙げられるのだが、無印版では二人の魔法少女が登場する。一人は主人公の高町なのはで、こちらは当然最初から登場するが、もう一人のフェイト・テスタロッサはたしか4話あたりから登場している。しかもフェイト以後、バトルモノとして展開されることになる。本作では初めから登場するのか、加えて、敵として登場するのかは未明であるが、平凡な夢見がちの主人公と冷淡で非凡、訳知り顔のヒロイン(?)という対比がリリカルなのはの時と同じである(ちなみに公式サイトでの彼女たちの説明は、鹿目は「ごくごく平凡な中学二年生の少女。友達想いで心優しい性格の持ち主。」で、暁美は「成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能な転校生。」となっている)。敵として登場するにせよ、協力者として登場するにせよ、たぶん二人は初めから仲がよいのではない。アニメの進行に合わせて仲良くなっていくのだろう。その点はあまり期待しない。
また、リリカルなのはを思い出させるのだが、鹿目のサンプルヴォイスのひとつに、「だって、この子、私を呼んでた! 聞こえたんだもん、『助けて』って」とある。これは高町なのはがユーノ・スクライアの声を聞くのと同じではないか。それがどのように作中で使われるのかは知らないが、本作においてもリリカルなのはからイメージを受けていると思うのは当然である。ともかく「新しい」という言葉に未だ釈然としないものがあるが、とりあえず続報を待ちたい。
(参考)
「魔法少女まどか★マギカ」公式サイト http://www.madoka-magica.com/top.html
「魔法少女まどか★マギカ」公式twitter
http://twitter.com/madoka_magica/statuses/2783467699965952