み(仮)

the best is the enemy of the good

まどか☆マギカについて、あと雑記

 最近特に盛り上がりを見せているが、未見。一応はネットで流れる情報を集めてはいるものの、こちらもよく見ていない。何となくストーリーは判るのだが、僕が「たいしたことないだろう」と高を括っていたのを裏切ってくれたようだ。ただ、あまり良い出来ではないらしい。どうも「魔法少女」を純粋に追及している、というよりもグロテスクに作った結果、受けが良かったのではないかと思えるような反応だ。まあ、見ていないのでこれぐらいしかいえない。


 とは言え、DVDは全巻予約したので、「つまらないものだけは勘弁してくれよ」と祈るばかりである。僕はグロが嫌いなので、それしか魅力が感じられないなら、観て即効で売ろうかなとも思う。エロゲーのシナリオライターは少女をいたぶるのが得意だが、僕はエロゲーにしかない陰惨だがどこか意を含んでいるような脚本を期待している。けっこう前に伊藤ヒロの『アンチ・マジカル』(2010年、一迅社文庫)を読んだが、こちらも不快感をおぼえるものであったものの、意を含んでいるので「よかったかな」と思っている。

 
 他媒体について。たしか1月ごろに早くもDVDの発売情報が解禁となったが、これはニコニコ動画での一週間無料配信が行われているため、早めに客を確保する腹だと思う。グッズとオーディオコメンタリーの特典を付けることで、こちらをエサに釣っている感がある。差異化を図るために別のエンディングを収録したりと、DVDを買わせようと腐心している。ひょっとして虚淵の入れ知恵か? と思わなくもない。どれもエロゲーでついてきそうな物ばかりだから。あとマンガ版。これは早くも三誌での展開を発表していたが、その割には各地で入荷数が少なかったようだ。発売が12日で僕はその日にメロンブックスアニメイトに行ったのだが、どこにも無かった。11日に東京で早売りがされていたようなので、こちらも入荷数が少ないためにもう売れてしまったのか? と思い、落胆しつつ「雨の影響で遅れているだけかもしれん」と思って15日にメロンブックスで売られているのを見た。展開先がこの手のメディアミックスとしてはまあ、マイナーな方なので流通がうまいこといかなかったのかも知れない。それにしても、今回は焦った。


 ところで、今日から少しのあいだ、京都に行ってきます。休みなので。3月は鳥取に。行ったことがないので。青山剛昌の出身が鳥取だとは知らなかった。