み(仮)

the best is the enemy of the good

2018_1021

九鬼周造の『「いき」の構造』を図書館で見つけ読んでいるが, 50p ほど読んだところで解説以上の意味を感じなくなり, 飽きてしまった。
ハイデガーベルクソンあたりの影響を受けているらしいが, 全般的に日本語が窮屈で読みにくいうえに, 哲学的な話題といふわけでもなく, 結局, 江戸っ子による江戸っ子の粋を哲学的な語り口調で述べているだけのような気がする。
ざっと読んだら他の二篇は読むのやめようかな。