み(仮)

the best is the enemy of the good

チラシのうら 1

いつも思う。
先頃観たアニメやら、発売されたアダルトゲームの感想をネット上で見つけようとするが、何年かすると途端見つけにくくなるのは何故か。
アニメはまだいい。サイト「Wikipedia」やらその他有志が、多くサイトやブログ上に残しておいてくれるから。放置されていても、見ることはできる。

だがアダルトゲームをプレイした感想は、どうか。場合によってはほとんど見つからない、ということもある。それは量が多すぎて、すべてに手が回らないという理由から来るものだと思う。プレイしたとしても委細書くことはせずに「〜がつまらない」「〜が面白くない」といった言葉で書かれ、いったい何がつまらなくて、おもしろくないのかということは書かれない。
大手メーカーの作品はどうか。たとえばKeyやLeafアリスソフトなどの作品はファンの間で議論が交わされることもある。モノによっては内容が支離滅裂で、ほとんど読む価値のないものもあるが、大きいサイトを巡れば取捨選択しまとめて書かれていたりもする。また、大手ともなれば売れる前の作品でもファンがプレイしているので、コアな作品でも感想が残る。

しかしこの業界、歌手と同じで現れては消えていくメーカーが多い。

消えるようなメーカーの作品は大して面白くもないし、感想も書かれないのだから大して気にすることでもないのかもしれない。だが、消えてしまったメーカーの作品でも面白いものはあるし、誰も感想を書かない作品でもプレイする人によっては面白い、ということもある。まあ、本当につまらない作品もあるにはあるが…。それでも感想を書くべきではないか、というのが僕の考えだ。今知られていなくても後々になって再評価の動きが出てくることもあろう。

感想の過疎化は、特にアダルト向け作品に著しい。コアなものは書かれることもない。…これはアダルト/一般向け問わず言われることかもしれないけれども。好例が「Wikipedia」で、アダルトマンガ家は有名な人でも載ってないことが多い。だから、その人の評価やら生い立ち、経歴を調べようとしてもわからないことがある。ネット上の百科事典としてどうなんだろうか…?

ということをチラシの裏にでも書きなぐっていこうと思う。特に意味はない。落書きだから、批判も書ける。書いてほしい。というか、どうぞ。