み(仮)

the best is the enemy of the good

北陸地方へ/あと表現の自由に関して少し

 8/28〜9/6までフェリーとJR使って北陸地方へ旅行するのだが、観光名所とかにまったく興味がないので何をするのかというと、大学を回ったり民家を見たり、あるいは神社を巡る…というのが主になる。が最後の神社うんぬんは知識的にはほとんどないので、実は見てもあまりよくわからない。だから寂れている神社などを見て「うーん」と言ったりするのだが…。なにが「うーん」なんだろうね。

 

それでも僕の関心事のひとつに一応「児童ポルノ」があるから、石川県に「石川あくしょん」なる団体(?ただし所在等は非公式らしく、少し怪しい)があるそうなので、もし何か活動しているならそこに行ってもいいのだろうが、残念なことにこの団体、公式ホームページを見ても5月以来活動している形跡がない。それにどこに所在が置かれているのかわからないので、こちらとしては「ある」ということ以外確認の仕様がない。記事には金沢で保坂のぶとの集会がある…ということが書かれているが、政治的な団体なのだろうか。ともかくも金沢に行けば何かあるかもしれない。だが望みはあまり持てそうにない。

 こういう活動の弱点−と僕は思っているのだが−で例えば「東京の条例で漫画の表現が規制されそうだ」ということになっても、盛りが過ぎれば活動は下火になり、議論もされなくなる。そして何か起これば活動が活発になるのだが、その間議論も反省も公式にはされないのだから、そこでは進歩のない議論が繰り返されてしまう。それでアジテーションだとかなんとかになるのだが、それでは問題の解決にならないと思う。少なくとも意識の改革にはつながらないし、認識のない一般大衆に新しい認識が持ち込まれることはない。関係ない話かもしれないが、ネット上で「非実在青少年」規制が問題になったとき(先述の漫画表現規制とつながる)も少女の性表現をたのしむ(一部の)「ロリコン」の理解が促されることはなかったし、議論されることも少なかったように思う。相変わらず「ロリコン=変態」という図式が持ち出され、反省されることはなかった。ただ最近twitterでロリコンという語を知ったのはいつか、というのが話題になり、そこで少し議論されたぐらいだろう。もうちょっと考えてほしいものですね…。

 

話が大きく飛んでしまったが、旅程としてはまず兵庫−京都−福井−金沢−…−新潟まで行ってそこから徐々に南下する予定。その間先ほどの観光(?)をしつつ、またねちねちと考えていく予定。ああ、そうだ。メロンブックスとかアニメイトも行く予定だった。特にアニメイトは島根以外全国都道府県にあるらしいから、北陸以外でもさがしてみると面白いだろうと思う。それでさっきの石川県に戻るが、金沢にそういうショップが比較的多いらしいから、今からかなり楽しみだ。新潟も結構充実しているらしいし。だが残念なことにお金があまりない…。