長すぎた、貼る
「広末涼子（３０）、乳首解禁！過激１８禁映画にチャレンジ」http://alfalfalfa.com/archives/1242161.html
18禁映画ってなんだろう…。Googleで打ってみたら、http://zoome.jp/dorimon/diary/4に「金瓶梅」という映画で使われていたが、決まった名称ではないらしい。要するにAVという性欲処理のメディアと一線分ける形で、エロテッィクな映画に付けられたのだろうが、たぶんこれは18歳でなくとも買えるし、借りることもできる。よくレンタルショップでAVコーナーの外あたりに、年齢制限がないところに置いてあるのがそれだ。性的なシーンがあるのは変わらないのに、厳然と区別されている風に思われるのは、法律が適当な証拠だ、と言わざるを得ない。よくAVと区別して「芸術」扱いする輩がいるが、AVも観る人が見れば「芸術」と変わらないものである。ただし、明らかに女性をモノ扱いしたり、性欲の捌け口や、人体に暴行を加えるなどの過激なものがあるのも確かで、それは「芸術」とは程遠いものだと思う。嫌悪感を示す人も多くいると思う。だが、昨今のテレビドラマ、映画、小説や、マンガ、アニメなどでもそのような暴行シーンや性的なものが含まれているのも同様で、それには年齢制限を設けないのだから、おかしいのではないか。僕自身は例えば小谷野敦がよく言っているように、法で規制するのではなく、知識人が批判したり、不購買運動をするなどの行動が必要だと思っているが、膠着状態はまだ続きそうだ。
ところで広末涼子ってまだ30だったの？僕と大して年が変わらないことにびっくりした。いや、僕の方がまだ若いのだが…。てっきり30代を後半過ぎていると思っていた。本人は怒るだろうが。
「婚活パーティに男が来ない、女３０人の申し込みに対して男が０人」
http://blog.livedoor.jp/neomani/archives/51493168.html
男性として言わせていただくが、これは来ないと思う。それについては「ネットでは」と書かれた「これってただ女性が男性を品定めするってだけじゃん」という意見に半分同意する。まず男性が「亭主」として振る舞う、という条件に男性諸君は尻込みするだろうし、所謂「肉食系」男性であってもヤラセ的なパーティに来ることはないだろう。彼らのような女性との異性交友に積極的な男性は、パーティに来なくとも相手がいるだろうから。そもそも僕は「婚活」というものにあまり関心がないのだが、そのような場で知り合った異性の人と結婚しようとする気持ちが理解できない。小林よしのりが「わしズム」の2007年4月刊行分（小学館）の冒頭で言っていたが、「勝手にしてくれ」と僕も思う。一番の疑問点は女性にあって、男性の亭主的な振る舞いに怒りを覚えない人が30人も集まった、ということである。たぶん、パーティの趣旨を理解して来ているのだろうから、結婚後はその男性に従いたいと思う女性が30人も集まった、とも解釈できる。まあ、「勝手にしてくれ」なのだが、ひょっとしたら女性のほうがゲーム感覚で来ていて、結婚さえすれば従う気もさらさらないのかもしれない。「半分同意」というのは「品定め」というのが、そもそも両性の本質的合意を法律上で謳っている「結婚」という制度に似つかわしくないからなのだが、「品定め」する結婚に愛はないし、誰もそんな結婚を望んでなどいないだろう。
ちなみに京都大大学院文学研究科の伊藤公雄教授が「男性の『草食化』の表れ。能力が試されることへの不安があるのでは。男子学生の海外留学への関心が低下し、内向き志向になった現状とも結びつく」（上記サイトから引用）と言っているらしいが、教授がそんないい加減なことを言っていいのかも、疑問である。そもそも「草食化」がどのようなものか、ちゃんと説明できるのだろうか。「海外留学への関心の低下」云々は英語力の低下と、留学というものに疑問をもつ男性が増えたことの表れではないか思う。男性は留学より日本にいて遊ぶことに執着しているのだとも、考えられる。ただよくわからないのは、女性のほうが留学に関心をもつようになっていることで、これは説明ができない。女性の方、何かあれば説明してください。しかし、「婚活」に留学は関係ないだろう。
【画像】貧乳の女の子だけを集めた、貧乳画像掲示板
http://www.zaeega.com/archives/51183848.html
純粋に胸の小さい女性のヌード画像らしいが、「児ポ法にひっかりそうだな」ということばはやはりあるのだな、と感じた。まず写真で判断できる女性は、明らかに児ポ法のいう「児童」とは思えない。顔の特徴や胸以外の体型が、児童のそれと一致しない。それに、児童でも胸の大きい（ただしそれは児童というより、第二次性徴期の女児でも、と言ったほうがいいが）児童はいる。だから、児童の特徴を胸の大きさだけで規定するのは危険だが、それでも大多数の児童の胸は小さいものであるし、実際胸の小さい絵図の方が児童を連想させるのだろう。それでも上記の理由から、この画像群を児童と判定できる根拠はない。このコメントの下のほうにロリコンということばが出てくるが、所謂ロリコンマンガにも胸の大きな少女は登場する。
で、一番の問題は胸が露わにインターネット上に晒されていることで、児童や胸の大きさ云々は関係ないのだが、わいせつな絵図の頒布を規制する法律類で引っかかるかもしれない。ただ、この画像群が全て白人女性の画像に終始しているので、実際には摘発されないのかもしれない。うまく考えたものだが、日本人であればお縄ものである。
「ストライクウィッチーズ映画化決定」
ニコニコ動画で動画が公開されたらしいが、まだ観ていない。検索しても引っかからなかったからだが、いつか「にゅーあきばどっとこむ」あたりでまとめた情報が公開されるだろう。原作者の一人の島田フミカネ氏が自身のtwitter http://twitter.com/humikaneで告知しているから本当らしいが、どのようなものかは未詳。ただ、島田氏によると「娘タイプ」誌上でいずれ情報公開されるとのこと。
劇場公開自体はよいが、問題はパンツの描写ではないか。日本のアニメ史上、劇場公開でパンツが流れたから批判を浴び、上映禁止になった…というのは聞いたことがないにしろ、昨今の性的描写の過激化から憂慮すべき問題ではあると思う。だが、「ストパン」という略称から窺えるように、視聴者の多くはパンツを期待して観る。パンツ描写がなければ観ないというのも、アニメという表現物としてどうなのかと思うが、果たして映画でパンツは出るのかどうか…。
まあ、しかし、パンツぐらいなら良いのかもしれない。今更パンツを見て性犯罪に走る青少年はいないだろうから、あとは個人個人の趣味範囲で考えるべきと見られているのかもしれない。ちなみにパンツアニメと呼ばれるものは、他にも「AIKa」があるが、これは劇場公開されていない。そもそも劇場公開される…ということに危機意識を感じすぎなのかもしれない。ただ歯止めが利かなくなるという危機感は考えてみてもよいと思う。それよりは「ヨスガノソラ」を批判するべきか…。
「平日に人集めまでしたkeyの重大発表が"Rewriteの発売日発表のビラ配り”のみでファンが落胆し激怒！！ VAの馬場社長が謝罪する事態に」
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52390781.html
いや、というか、ファンの間で盛り上がりすぎたのがまずいんじゃないの？
平日に呼び寄せる企画を実行したヴィジュアルアーツ（VA）もまずいかもしれないが、だいたい重大発表であればより人目につく方法で行うものである。Keyのホームページ上ではその旨の宣伝をまったく行っていない（わずかにスタッフブログでそれらしき宣伝はあったが）。Keyという巨大な美少女ゲームメーカーが「それっぽい」発言を行ったから、みんな過剰に反応して、自滅しただけだろう。「にゅーあきばどっとこむ」でもKeyが重大発表をするかもしれないというニュースを流していたから、それも騒動に一役買ったのだろう。
それではなぜKeyは平日に、わざわざ人を呼び寄せたのだろうか。
VA社長のtwitter上での発言（http://twitter.com/vavasyatyou）からはわからないが、思うに、「鍵っ子」と「業務連絡」という発言から「狂信的な鍵っ子なら平日でも来るだろう」という安易な考えと、「新作Rewriteの発売日や号外を逸早くファンに届けたい」という考えがあったのだろうと推測出来る。だが少し甘かったようだ。たしかに「号外」という商品は、鍵っ子にとってかなり値打ちのあるものだと考えられる。それは非売品であるがゆえにますます価値あるものになるし、なにより情報を早く入手するということが、狂信的なファンであれば価値のあるものだからだ。その点で平日であっても「鍵っ子」を集めるという行為は、成功するものと見なされても仕方がない。
だが、重大発表を匂わせて何度も発表したのがまずかった。
たぶん麻枝准氏からの影響なのだろうが、VA社長やKeyでは装飾のある文体が多くなっているし、宣伝文句としていかに引き寄せるかにこだわっている。今回の失敗はその点が裏目に出た、と僕は踏んでもいる。たんに「何らかの発表を〜でします」というだけで鍵っ子なら噛み付いただろう。しかもそれをVA社長が二重に宣伝したから、ファンに誇大妄想を抱かせることになった。
さらに言うと、天候の問題も関係しているだろう。
現地の天候が、VA社長によって「雨の中」で「寒い中」だったと判るが、その中で配られたのが発売日の発表を伝える号外だったなら、鍵っ子であっても怒るのだろう…。最近ではtwitterもあるから、これまで以上に情報の伝達が早くなっている。そのことも、騒動を起こした原因のひとつとして考えられるだろう。
（参考）
「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律（平成十一年五月二十六日法律第五十二号）」 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO052.html
「ストライクウィッチーズ２ アニメ公式サイト」 http://s-witch.cute.or.jp/pc/
「Key Official HomePage」 http://key.visualarts.gr.jp/
同サイト 不定期スタッフ日誌 「ＮＡ☆ＮＩ☆ＫＡ日誌」 10月27日
http://key.visualarts.gr.jp/diary/2010/10/post_100.html
「にゅーあきばどっとこむ」 http://www.new-akiba.com/
