2013-05-26
■twitterから
今日の仮面ライダーBLACK RX。第26話「怪魔ET大暴れ!」はカツアゲされたしげる君に怪獣の友達ができるが, 怪獣は人間を宿主にしようとする悪いヤツで, 家を危険に曝されたしげるは戦いを通して本当の勇気を知ると言う話だった
— あかうしさん (@akawshi) 2013年5月26日
ラストで暴力に訴えず, カツアゲに耐えるしげる君に光太郎は「それでいい。それが本当の勇気だ」と独白するシーンがあるが, 撃退したしげる君たちは「ハハハハハ」と笑うのである。これに感動するのは昭和世代までだろうと思った。同じ昭和でも, 40年代ぐらいまでではないだろうかと推測
— あかうしさん (@akawshi) 2013年5月26日
×撃退した→○やり過ごした
— あかうしさん (@akawshi) 2013年5月26日
僕としては復讐しろよと思うのだけれども, 時代劇的な復讐劇をアニメ・特撮はなぜか好まない。少し前にラノベに復讐をモティーフにしたものがないという記事を読んだことがあったが, 現在でもそうだ
— あかうしさん (@akawshi) 2013年5月26日
「力をどうコントロールするか」を問題とする政治論が一般的な水準まできているのかな?
— あかうしさん (@akawshi) 2013年5月26日
だが「君たち自身が強くあれ」というメッセージは非常に仮面ライダー的である
— あかうしさん (@akawshi) 2013年5月26日
昭和40年代までというのは適当な言い草で, 妥当ではない。妥当ではないが, 昭和世代ぐらいしか共感しないだろうというのは本音である。事実, これをニコニコ動画で見たのだが, コメントに「教育番組」とか「なぜ笑ってるんだ」などとあったから, 10代, 20代という若い世代でカツアゲ後の笑いが受け入れられないものであることは明らか。昔の映画を色々見てみるとこういうシーンは珍しくないのだが, 最近はいじめに対する態度が強者に委ねられている感じがするので, 受け入れられないのだろう。
笑いというのは, 少なくとも弱者から発せられる。どうしようもないからこそ人は笑うし, それで相手を攻撃しようとする。あるいは, 論理的に説明できないものを笑いで補おうとする。それが(説明になってないとしても)説明原理なのである。