み(仮)

the best is the enemy of the good

問題集の参考文献から以下の本を図書館で借りてみる。

・環境と行政の経済評価:CVM<仮想市場法マニュアル>. 肥田野登著. 勁草書房, 1999
・ニュー・パブリックマネジメント:理念・ビジョン・戦略. 大住荘四郎著. 日本評論社, 1999
・研究者のための文献管理PCソリューション:PubMed/医中誌検索から論文執筆まで. 讃岐美智義著. 秀潤社, 2005

最後のは自分の趣味と実益を兼ねて。めくった限りだとフリーソフトも紹介しているらしく, 少し情報は古いがword2003が十分通用するぐらいだから, まあ何とかなるだろうと思う。私が使っている図書館は指定管理者制度や経営管理, ドキュメンテーションとかになると少しはあるんだけど, 基本的に図書館情報学関連の書籍を網羅しているわけではない。20冊ほど手持ちのメモから検索をかけた限りでは, 感覚として10冊ぐらいが検索されるのだろうか。多いような気もするが, 該当する本はいずれも古いものばかり。2005年以降になると段々減ってくるような気もする。
図書館情報学ハンドブックという, 問題集で挙げられている基本的な参考図書も一通り目を通してみたのだが, とても通読するような形態の本ではなかったので, 辞書的に用いるのが最も使いやすい方法だろう。しかも情報が古い。やはりと言うか, 1999年だ。ゼロ年代後半から蔵書方針でも変わったのかというぐらい, 専門書が少ない。市民に開かれた図書館の裏に専門書の予算縮小。電子ジャーナルや映画の受け入れによる予算圧迫もあるとは言え, もう少し増やしてほしいと感じるところ。