み(仮)

the best is the enemy of the good

chrome で拡張機能を有効にできなかった話

最近 Misskey1 にいることが多いが, そこでF4で前のページにショートカットしてるといふ話があり, 自分でも試してみたいと思ってググってたら Chrome 拡張に Keyconfig といふのがあることを知った。

だがこの拡張機能のページが404で存在しなかった。

いろいろググって GitHub から直接ダウンロードするといいいらしいと知る。2

結果としてはこの拡張機能をインストールすることに成功したものの, なぜか拡張機能を使ふことができなかった。せっかくなので管理用テンプレートを有効にするまでを書いておくことにする。知らなかったのでググったが, 今後使ふ機会はありそうである。

ファイルを落としてくる

GitHub から Keyconfig のファイルを zip で落とす。これをそのままパッケージ化しても使ふことができないので, 管理用テンプレートを変更する。

パッケージを読み込むとエラーを表示するので, 拡張機能のところの ID を控えておく。

管理用テンプレートは Google のものを使ふ3。公開ページはここにあるリンクから policy_templates.zip をダウンロード。すべて展開しておく。c/windows/PolicyDefinitions には展開した /policy_templates/windwos/ を置いておく4

管理用テンプレートを変更する

使用環境 windows 10 で実行5win+Rgpedit.mscを検索してローカルグループポリシーエディタを開き, コンピュータの構成以下の管理用テンプレートを右クリックし, テンプレートの追加と削除を選択する。

先程展開した /policy_templates/windwos/ の /C/Windows/PolicyDefinitions/adm/ja-JP/chrome.adm を追加すると, 「従来の管理用テンプレート(ADM)」のところに Google ができているので, その Google Chrome を選択。

拡張機能フォルダから「拡張機能インストールのホワイトリストを設定する」を選び, 有効にする。オプションから「ブラックリストから除外する拡張機能 ID」を, 先程控へておいた ID を入力して追加すると本来ならできるようになる

Keyconfig は使へなかった

理由は分からないが, 本来の用途であるショートカットキーの選択が有効にならない。代替案としてこのページが参考になるが, 面倒くさいので今回は見送ることにした。


  1. https://misskey.xyz

  2. https://github.com/os0x/ChromeKeyconfig/find/master

  3. 実行にあたっては以下のページを参考にした。http://kurashiki8bit.hatenablog.com/entry/2014/11/24/145612 は情報がやや古いものの, 詳細かつ簡潔にまとめられており, 実行手順の参考になった。

  4. 但, 実際にテンプレートを追加すると参照先が別のフォルダになる。今回は書いてある通りに実行したが, 別のフォルダでも良いかもしれない。

  5. http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1605/12/news025_3.htmlhttps://blog.goo.ne.jp/kzstock/e/7a6c43ead07774fa321890c9fd9ea6ec を参考にした。

『フルスタリョフ、車を!』

フルスタリョフ、車を!
アレクセイ・ゲルマン, 1998, ロシア・フランス

1953年のスターリンの死の前後のソヴィエトを描いている。同じような映画はおそらく多くあるが, 私が観た作品の中では「動くな、死ね、甦れ!」がすぐに思い浮かぶ。混乱期のソヴィエト。人心はほとんど腐敗し, 動乱の中を逞しく生きるひとたちと, そこから抜けだそうとする少年たちをリアルに描いているものだ。

この作品は一種の乱痴気騒ぎであり, カーニヴァルの状態である。意味のあるものは殆どないが, 結局はその時代が意味のあるもののように描写されているのが不思議である。言葉の多くは我々では理解できないし, 不条理なものが蔓延っている。意味もなく嬲られ, 閉じ込められ, かまを掘られたりもする。だがロシヤ人(そしてタタール人たちも)幸福なのであるという。「知らされていない」ことが幸福の側面をなしていると見られるだろうが, それは違う。お互いの不幸を共有していないロシヤ人たちは, 互いのことを信用していない。したがって, 不条理な発言, 悪態, 意味のない言葉の羅列がみられるが, 誰も信用していない。知りはしないのだ。クレンスキーはユダヤ人であるが, スターリンの死を, おそらくは延命学の名医であり軍人であるがゆえに看取る。しかしスターリンは死に, クレンスキーは「捕まることも殺されることもない」。スターリンの死は知らされない。世界の半分は動揺するかもしれない。だがそのことでどうでも良くなったのもたしかだろう。

ソヴィエトはその後「自由」を手にするだろうか, というのも愚問である。自由を称揚したアメリカかぶれは意味もなく嬲られ, ハットを捨てられるのをみている。ロシヤ人たちはスターリンの死後も変わらず陽気に振る舞うが, それはスターリンがいてもいなくても自由がそこにあったからではないか。
(C+)

『神童』

神童
萩生田宏治, 2007, 日本

想ったよりも良かったので安心した。テーマみたいなものは音楽と死だろうが, 安易にオチをつけるわけでもなく, また進路や恋愛などの展開でも決着をつけるわけでもドラマティックに仕立てるわけでもなく, 割と普通に終わった。普通に良かった作品。

多少無理があるだろう, というところもそもそも成海璃子扮するうたが13才という設定に無理があるような気がするので, その辺りは受け入れられる。序盤の回収も, 時系列的, 事実的には符号しないまでも, 終盤まで来るとなんとなく腑に落ちるところもある。

しかし, 序盤のセリフを和音が言うのはなんかなー。

それはともかく, 音楽が流れるだけで感情移入して泣けてしまうので, 映画の出来とは別に音楽は素晴らしいものだと感じる。

作品の長さはあまり気にならなかったかな。
(C+)

『選挙』

選挙 想田和弘, 2006, 日本・アメリカ

川崎市議会の補欠選挙自民党公認で元切手商の山内和彦が出馬し, 彼の当落までの足跡を追う。カメラは監督の想田がやっているが, 殆どカメラがいないかのような自然な行動を観察している。

「観察映画」第一弾として出されているだけはあって, 視線がシビアである。見ていて胃が掴まれる思いが何度かする。最初は営業のような, 公務員試験のような変な感じで眺めていたのだけれど, 途中の山内の「体育会系なんだよ」という言葉で我に返る。

選挙は殆ど村社会的でもある。これが東京であればまた事情は違ったのだろうが, 中途半端に片田舎な地方都市であるから, シビアな「後援会」(実際はほかの議員からの派遣)メンバーの応酬がキツい。平気で山内に怒声や叱咤激励, 指示が飛ぶかと思えば, 気が飛んだ, 触れてるなどの露骨な差別的発言まである。それら全部をカメラが作ったようなやり方ではなく, ほぼ直接我々の目で通してみるから, やはり刺激が強い。

これが自民党だから村的なのか, それとも神奈川ネットワークや共産党の現場では違って見えるのかはわからない。ただ, やはり独特なものは感じる。「妻」を「家内」と強制的に呼ばせ, 当の女性がいる現場でセクハラ発言を平気でする議員がいるのは, 日本の選挙の特異さを伝えているようでもある。

異色な山内だからこそ, こういった現場がイデオロギーを介さず伝わっているのかもしれない。なんと「選挙2」として続編が出されているが, こちらは無所属としての出馬らしく, また違った視点から選挙の現場が見えるのではないかと期待している。 (B+)

『アラヤシキの住人たち』

アラヤシキの住人たち
本橋成一, 2015, 日本

長野県の山中にある真木共働学舎を撮ったドキュメンタリー映画。山中深くにあるため, 通常は買い出しやその他の用事で山を徒歩で降りなければならないらしい。こういうところもあるのか, NPOだろうなと思ったら案の定そうで, 長野県内にあとひとつ, 新潟県, 北海道にも同じような学舎があるとHPに記載があった。

長野県の代表は宮崎信氏で, 設立者の宮崎真一郎の次男。もう高齢であるが, 壮健で重労働もこなしている。ほかのメンバーもそれぞれ薪割りや除雪, 農作業などそれぞれ簡単とは到底言えないような重労働に参加する。学舎にはボランティアとして青学の学生も参加することがあるらしいとクレジットで知ったが, 基本的には学舎のメンバーだけで「自給自足」に近い生活を送っている。メンバーは色々あって故郷で暮らせなくなったひとたちがほとんどであるらしく, 全国的に色々なところから来ている。劇中, メンバーの一人が脱走, また戻ってきてメンバー同士話し合う光景も見られた。いつかまた戻ってきたくなる環境を目指しているということで, 反省はしながらもわだかまりをほどきつつ, また再度スムースに生活できるようになっている光景が面白い。しかし, 半面で抜けていくメンバーも多い。

メンバーは一言で「障害」と言えない様々な人がいる。劇中, そのことの説明はほとんどなかったが, いずれも暮らせなくなったことで学舎に来る。一般的に「社会生活を送ることができない」ことを「障害」と定義する場合でも, また医学的に「障害」と定義付ける場合でも, いずれからも逸脱するような「様々なひとたち」がそこでは生活している。急に奇声を発するひと, よく聞き取れない言葉を延々話しつづけるひと, 一般的に常識とされるものが理解できていないひとたちなど, 多くいるがそれでも普通の人たちとは変わることなく生活している。競争社会ではなく, 協力社会をという学舎の理念に根ざしているとも言えるし, ヒッピーみたいだな...ともなんとなく考えていた。

劇中では人生の様々なことがこの学舎で営まれているのが見られる。一つ大きなイヴェントでは結婚式があった。男女のメンバーがそこで知り合い出産して, 挙式をする。出産は下山して病院で, ということなのだろうが, 式場ではメンバーが祝言の奏上から新婦の引導, 音楽披露までやっているのがわかる。結婚を一つの人生イヴェントとした場合, では生死に関わるイヴェントはどうだろうかと思ったが, それに関してはまったく触れていなかった。墓が学舎の近辺にあるとの描写もなかったので, 別の場所で葬儀などは行うのかもしれない。

映画自体の出来はどうか。最初わたしはあまり評価していなかった, というのも綺麗に撮りすぎているのではないかと思ったのだが, メンバー同士の笑いや茶化す場面などを見ながらそこはそういうコミュニケーションが働く場で, 綺麗というよりはそういう雰囲気を描写しているのではないか, との考えに至った。人物や対象の見え方も自然に感じるし, とりわけ不自然には感じない。むしろ場の非論理的な行動である笑いや奇声, 万歳の繰り返し, シャベルを雪中に突きたてたまま数十秒そのままの状態を撮るなど, ありのままを撮っているような印象があり, 好感触。また, キリスト教的な発想がそういったコミュニティの習俗になりつつあるようなのもみえて, 興味深い。かつての宗教はコミュニティを変えて習俗レヴェルに変化するとの仮説がもしかしたら立てられるかもしれない。

メンバーの一人が帰ってきたときのミーティングで, 昔わたしが関わった障害者団体での会合に似ているような気がして, それを思い出しながら見ていた。社会不適合者とされる「色んなひとたち」が, そういう場で主体的に, 自主的にコミュニティを作り, 生活する場がまだ日本にはある。学舎とその団体とではもちろん社会へのアプローチや理念など, 多くのことで異なるだろうが, いずれも大枠の行政や社会という不気味な存在に対し, 自分として生きる場であることを保つことに変わりはない。そういう場も, あって良いのではないかと感慨深く思う。

雑感, 2015.9

倉敷

岡山へ旅行に行ってきた。友人と会いに行くというのが名目で, 初日に倉敷と岡山でぶらぶら。まずは美観地区で, 帰りながら商店街も散策。美観地区は初めてだったが, イメージ通り, 昔の町並みをそのまま残してる感じ。土曜日だったためか観光客も多く, 特に外国人観光客も多かったので, あーこういうの好きなんだなぁと。

友人が言うには「中国人や韓国人も多い」とのことだったが, そこではそんなに見なかった。というか, その友人も美観地区を歩くのは初めてのはずなので, またこいつもテレビや人づてに聞いたものをそのまま言ってるだけなんだろうなと。差別感情を湧出させるようならめんどくさくなるだけなので, 「いや, みてないが」と言いつつ話を切る。

尾道でもそうなんだけど, どうやら古い町並みと石や猫の相性が良いらしくて, 地区内に入っていきなり猫関係のお店があったのには驚いた。入ると, 猫のグッズが多い。日本人だけではなくて, 欧米の(どこの言葉か聞いても分からなかった)人たちにも人気がそれなりにあるらしい。中にはガラスケースに入った本物の猫も。あと, なぜかイヌのグッズも。

土産ものは酒だったり, 布製品だったり, 食べ物関係だとコロッケとか。

まあ今回は全部みるだけにして, 目的の蟲文庫を探す。これは友人の目当てだったのだけど, 彼が調べてなかったので, 調べながら探すことに。そのことはまったく時間の無駄だった。

蟲文庫, 期待以上に良い感じで, 知らなかったのだけれど, 古本屋だった。中にはCDも置いてある。友人は顕微鏡が良かったと言っていたけど, 俺はそれを見ていない。するとバカにされたのだが, 中の本の種類が思いの外豊富だったので満足していた。動物関係しかり, 映画や芸術関係しかり。

本屋そのものはそこまで大きくない。こじんまりとしていて良い感じ。若干高めの値段設定だけど, 買う人は買うんだろうなぁ。

美観地区は, 古い町並みが好きな人には良いのだろうし, 再利用している感じが見受けられるから好きなのだけれど, その反面で駅前の古い商店街が過疎化している。殆どシャッター街。同じ地区に商業地区を幾つも作っても, 住み分けが出来るわけではないってことが改めて分かって残念だった。決して街そのものが過疎化しているというわけでもないのだろうし, 駅前はビル街でもある。コンパクトに機能がまとまっている感じもする。だけど, 置き去りにされる人たちはどうなるんだろう, と竹原でも考えたことなので, 今後とも考えていきたい。

あとアリオを散策しながらぶらぶら。

岡山

これも4年ぶりぐらい。やはり巨大化している。「大都会岡山」と言われるだけあって, 前に来たときよりも更に巨大化して威圧感のある感じ。しかし, 友人は「駅前だけ」だと言っていた。今回は路面電車等には乗らず, 地下街やイオンの中, あるいは商店街の中と言った感じでうろうろ。ここは割と繁盛している感じなのだけれど, それでも寂れている商店街も多い。イオンのせいというよりは, 個人店が需要を創りだせなかったツケなのだと思う。だが寂しいものがある。

例によって遊びに来いという割には出不精でものを知らないので, 殆どゲーセンなのが残念だった。夕食も松屋でいいだろ, と言ったらイオンの中を探すと言い始め, 案の定高すぎたので入れず, それでもどこかにあるだろうと飲み街を中心に散策。あるわけもなく, 中途半端に地下街のつけ麺屋に入り, くそ不味い冷麺をいただいた。くそ不味いと友人にいったら案の定, キレる一歩前の顔をされたが, 不味いものは不味い。あと高い。

夕食前にはゲーセンの他にアニメイトにも行ったが, らしんばんプライズばかりになっていたので驚くなど。この店, 前から商売上手なところがあるけど, 傷ありの返品はしないとか, プライズに高い値段を設定したりとか, 更に輪をかけて利益追求してる感じがしてアレだった。その後で広島にも行ったけど, そこでもだいたいそんな感じ。

尾道

三原で泊まって尾道へ。漁師町なので対応はアレな人が多いのだが, 今回もまさにそんな感じ。おまえは客を何だと思ってるんだと。

尾道はまずシネマ尾道で映画鑑賞。今回初だったけど, 女の子と男の子, それにベテランっぽい感じの女性店員がいて, とにかく女の子がショートカット(ボブ?)でハスキーボイスでかなりかわいい感じ。大学生か, 高校生か。まあ多分前者だろうけど, 接客は下手なのに可愛さでカバーできてて好印象。接客のうまさは男の子の方が上手かったけど, まあ。

映画の感想は次回に譲るとして, 雨が降っていたので散策は諦めて, 尾道大へ。日曜日で開いているか分からなかったが, ほかの学生さんも2人ほど同乗したので開いてるかと思ったが, 開いてなかったので辺りをぶらぶら。きのこを見つけて写真を撮る。

戻って商店街を再度ぶらぶら。ホホホ座が近くにできていると知って, アパートを探す。どうやら閉店中の様子だったので写真だけ撮ってあとにする。アパート自体が再利用として広告に出されているらしく, ほかにも色々な店が入っている感じ。別府の清島アパートをなんとなく思い出す(実際は全然違うだろうが)。

広島

夕方頃に着いてアカデミイ書店をまずは探したけど見つからず, 紙屋町へ行って通称「オタク街」をぶらぶら。夕食はサイゼリヤで, 店員の態度にキレかけて威圧的な態度を取りながらジェイムズ・トンプソンの「白の迷路」を読了。

ゲーセンのプライズのとり方が色々あって驚く。個人的にはハート型の輪を引っ掛けて落とすタイプのが取りやすいのではと思ったが, いずれにしても一回では無理なので1.5k円かかると計算したら, 一気に取る気が失せた。

ふたば@Cafeにはじめて泊まり, 会員証の登録を済ませる。携帯電話の登録がない場合, 忘れ物をした場合に連絡ができないと言われ, じゃあ家の方にしてくれと言ったら「それはできないことになっている」と。でも取り敢えず書いてくれたらいいみたいな不審な態度を取られたのでむっとしたが, 鼻で笑ってそそくさと個室に戻った。

気づいたけど, 店で注文した場合にノックして, その後で開けてくるひとと開けるのを待っているひとがいるらしく, 今回は4回, 三原でも試してみて開ける派が1人, 開けない派が3人だった。統一してほしいものである(神経質なので開けないでほしい)。

竹原

時間が余ったのでついでに竹原に寄る。呉線で, 広島からよりも三原からの方が近いと知って, 大幅なロスのように感じたが, 逆に言えば呉や広を通過することにもなるので良かったか。しかし, 呉などでは降りず通過する。竹原までは広島からだと2時間弱で到着する。第一印象は「寂れている」。これはあまり口にされないだろうが, 特にこの日は月曜日で駅前の商店街は殆ど人が通っていない状況だった。

竹原と言えばニッカウィスキーの竹鶴政孝の出身地として有名らしいが, 最近では「たまゆら」というアニメの舞台となったとかで, まず駅を出て右手に目に入る総合観光案内所の看板には大きく取り上げられているのが目に付く。しかし, 「たまゆら」も放送終了して結構時間が経つし, 映画の放送があったとはいえ, 宣伝効果もあまり無いような状況に差し掛かっているのだろう。竹鶴政孝の宣伝と対になって売り出しているのが印象的だった(但, 竹鶴ののぼりやポスターなどは古い印象があり, 特にのぼりなどは繰り返し使われてきたのであろう)。

私は残念ながら「たまゆら」を観たことがないので, よく知らないのだが, 高校生を中心に繰り広げられる青春ストーリーもののアニメらしい。制服を中心に売っている店では大型の登場人物をかたどった人形が何体か置かれ, その近くのベンチにはおそらくはアニメ中のキャラクターの人形が置かれているのもみえる。また, アニメグッズを売る店も何件かみられ, 商店街を上げて売り出している印象がある。だが先述の通り, 月曜日の昼間という時間的状況や, アニメの宣伝効果の薄れなどもあって, 商店街に人気は殆どなく, にわかに私と同じような単独の観光客(風貌からオタクであると想像できる)や大学生のゼミかサークルなどの団体客がみられる程度であった。

時間的な都合から町並み保存地区には訪れることが出来なかったのが残念である。近辺ではあるが, 道の駅たけはらには訪れてみたが, あまり「たまゆら」を宣伝している様子はなく, こちらはどちらかといえば市民の交流の場, 地産地消を実践する買い物スペースとして成立しているようである。

いわゆるアニメの「聖地巡礼」は近年特にツーリズムとの結びつきが強いとの研究もあるらしいが, 竹原は地域アピールとして全体的に取り上げている印象が強い。私は以前から何度か聖地巡礼を実践しているが, 地域が全体的に, しかも行政を通じてまで盛り上げようとしている例を知らない。「たまこまーけっと」では舞台の商店街がTシャツを売り出すなどしているが, 地域全体を通しての運動ではないし, 行政が絡んでいるとの話を聞かない。また, true tears では観光協会がバックに地域を盛り上げようとしていたが, せいぜいポスターを売るなどの販売活動であり, 商業的なニュアンスは低いものであった。

とは言え, 竹原は何度も言うように, 残念ながら商店街が衰退している地域であると受け取られる。町並み保存地区を訪れることは出来なかったが, 倉敷同様, 保存地区だけが観光客も多く, 商店街がなくなっていっているかのような印象を受けてしまう。これから「たまゆら」を見ながらじっくりとその問題の核心について考えてみたいところである。

TheWorld 3.3.0 Latvia

前バージョン Kyoto からまさかの Latvia になった。前から作者が Twitter で発言していたように, 横画面に対応している。iPad には未対応

主な変更点としては,

  • 横画面対応。マルチカラムで, 2カラムまでカラム表示出来る。横にスワイプすることで他のカラムも表示できる。
  • キャッシュ削除ができるようになった。設定から行える。画像キャッシュを削除することが可能。
  • 画像検索に対応。
  • iOS 8 に対応したらしい。

トノコト。

横画面対応は以前から要望のあったもので, アップデート当日は TL が盛り上がっていた。
作者曰く, 大きなバグがないとの話だが, 手持ちの iPad mini ではアプリアイコンが表示されなかったり(白い画像として表示される), 横画面にした状態でボタンが重なって表示される現象が見られた。iPad で使うにはま完成に至っていないようだ。

今後のアップデートに期待したい。

あと, 毎回思うのだがローカライズがまともに機能しておらず, 英語のままだったりするのをどうにかした方が良いと思うのだが...。今回の横画面対応に際しても, アプリの説明に「どこを設定すればいいのか」の記述が一切なく, 設定にある Landscape や in LS の表示で判断しなければならなかったため, 利用者が混乱していたようである。公式アカウントに今回のアプリアイコン非表示のバグの件で質問を送ったが, 一切回答がなかった。往時は批判に答え成長していくアプリであると宣伝していたと記憶しているが, あの勢いの良さはどこへいったのであろう。